FreeBSD 13 のインストール

(2016.11.02) FreeBSD 11.0-RELEASE をクリーンインストールしてみる。

(2021.04.17) FreeBSD 13.0-RELEASE に更新。

入手

2016年11月現在 FreeBSD の production バージョンは, 11.0, 10.3, 10.2, 10.1, 9.3. [2021-04] 13.0-RELEASE が出た。パフォーマンス向上が目玉。13.0, 12.2 および 11.4 がサポートされたリリース。

サイトから, amd64 installer DVD をダウンロード。そこからブートする。

インストール

Installer DVD から起動すると、テキストベースのインストーラが立ち上がる。ZFSを使う場合, メモリは8 GB以上を推奨。

[Welcome]

<Install> を選ぶ。

[Keymap Selection] キーマップを選択。日本語キーボードは Japanese 106 (jp.106.kbd). ちなみに, 106x は, Capsキーと左Ctrlキーを入れ替えた配列。

Continue に合わせて, <Select>

[Set Hostname] ホスト名を設定。適当に。

[Distribution Select] コンポーネントの選択。とりあえず初期設定どおりで <OK>

  • kernel-dbg
  • lib32

[Partitioning] HDDのパーティショニング。FreeBSD といえばZFS. ここでは "Auto (ZFS)" を選んでみる。

[ZFS Configuration] ZFSの設定。今回はHDD 1台の構成で試したので、すべてデフォルト値のまま。

さらにZFSの設定。Virtual Device type は "stripe" を選択。あとで RAID化する。複数台だったら最初から raid-z* でもよい。

ディスクドライヴは da0.

ここで, root アカウントのパスワード設定。適当に。

[Network Configuration] 次はネットワーク。IPv4, IPv6 と設定。

DHCP を使わないときは, IP アドレス, サブネットマスク, デフォルトルータを手打ち。

IPv6 のほうでは, SLAAC (アドレス自動設定) をとりあえず Yes.

DNSサーバのIPアドレスを手打ちする。

[Time Zone Selector] タイムゾーン. "Asia/Japan" (JST). Tokyoじゃないのね。

[System Configuration] 起動時に自動で開始するサービスを選択。sshd, ntpd, powerd および dumpdev にチェック。

[System Hardening] セキュリティ関係の設定。次にチェック。

  • hide_uids Hide processes running as other users
  • hide_gids
  • hide_jail
  • random_pid Randomize the PID of newly created processes
  • clear_tmp Clean the /tmp filesystem on system startup
  • disable_sendmail Disable Sendmail service

[Add User Accounts] 一般ユーザの作成。シェルは tcsh が標準か。

[Final Configuration] そして, 最後の調整。このまま "Exit" でOK.