Ruby on RailsでOracleデータベースにアクセス
(2006.12.19作成; 2007.6.17新規公開。)
(2011.8.10 更新。)
私は普段、Ruby on Rails (RoR) ではPostgreSQLかMySQLをデータベース (RDBMS) として使っていますが、Oracle内のデータにアクセスする必要があったので、その手順を簡単にまとめてみました。
Linux、あるいは Windows (Cygwin) でRails アプリケーションを動かしてみます。別の機械で動くOracle 9i Release 2 (9.2) サーバにアクセスできるようにします。パフォーマンスについては考えません。
まずはOracle Databaseにアクセスするためのネイティブライブラリをインストールします。Oracleのサイトはだだっ広くて探しにくいですが、Instant Clientを入れればいいでしょう。
LinuxでもWindowsでも同じです。
いずれもダウンロードにはユーザ登録が必要。パッケージはBasicとSDKの二つで足りる。
次はRubyバインディングです。
Windows用のバイナリ版も用意されていますが、今回はCygwinなので、自分でコンパイルします。Linuxの場合は、gemが用意されているので、gemコマンド一発です。
Ruby/OCIのREADMEに沿ってコンパイル、インストールすれば大丈夫です。
setup.rb configの直後の--は誤りではありません。書き間違いかと思って省略するとエラーになります。(なりました。)
ActiveRecordにはOracleアダプタが含まれないので、別途、インストールします。
gemコマンド一発です。oracle と enhanced の間だけアンダーバーです。
(2007.8.23 追記。)
TNSNAMES.ORA ファイルを作成し、所定の場所に置きます。このファイルでデータベースサーバのIPアドレス、ポートを指定します。また、接続オプションもこのファイルに書きます。
Linuxの場合で、環境変数を何も指定しない場合は、/etc/tnsnames.ora (ファイル名は小文字) とします。
あとは、railsアプリケーションのconfig/database.ymlで、次のように設定すればOK。database名として、TNSNAMES.ORAファイル内の接続名を指定します。
TNSNAMES.ORA ファイルを使わないときは、databaseオプションに「ホスト名 or IPアドレス/データベース名」と書きます。例えば、
(2007.8.23 追記。)
クライアントの文字コードは、環境変数 NLS_LANG で設定します。設定した文字コードと違うと文字化けが起こります。私は最初、WindowsだとクライアントはシフトJIS決め打ちかと思っていました。
例えば、クライアントの文字コードをUTF8にするには、次のようにします。あるいは、Railsアプリケーションのconfig/environment.rb ファイルで設定します。
# インストール
Instant Client
ruby-oci8
$ ruby setup.rb config -- --with-instant-client=/opt/instantclient_10_2
$ make
$ su
# make install
ActiveRecordアダプタ
$ gem install activerecord-oracle_enhanced-adapter
# 設定
接続の指定
development:
adapter: oracle_enhanced
database: hogehoge
username: hogehoge
password: hogehoge
database: 192.168.11.11/oracleexample
環境変数
$ export NLS_LANG=japanese_japan.al32utf8
# 外部リンク