企業などの組織でファイルを共有したい場合、Windowsの共有フォルダがよく使われます。
サーバは Windows Server (Active Directory とファイルサーバ) で構成したり、チープにいくなら Samba を使ったりします。
もっとも、Windows共有フォルダは、システム管理者が設定を行うため、規模が大きくなると、
ということが起こりがちです。収拾がつかなくなっていきます。
バージョン管理システムを導入する手もあります。たとえば、サーバに Subversion, クライアントにTortoiseSVN など。
しかしながら、これはファイルシステムと統合されていないので、
オフィスではとても運用できません。
ところで、ファイルをどのように管理すべきか、ですが、文書 (documents) と記録 (records) で要求が異なります。
もちろん, こんな管理が不要な, 雑多なファイル (データ)も大量に発生します。
まぁ、文書と記録を分けるのはそんなに簡単ではないようです; 文書ではないドキュメント
「文書」とは、規程、標準業務手順書 (SOP), マニュアル, などなど、
例えば、次のように管理 (management) しなければなりません;
いっぽう「記録」(record) は、次のような特徴があるものです;
適切に, 改竄されないように手当てしなければならない。