(2016.12 新規作成.)
HaikuのSSHサーバを有効にし、別の機械から SSHでログインできるようにする。
Haiku がシングルユーザOSというところと、IPv6 では動かないのに注意。
/boot/system/bin/sshd
ファイルがサーバ本体
まずは, ログインのためのパスワードを設定する。
> passwd new password: パスワードの入力 repeat new password: 繰り返し
sshサーバの実行には sshd ユーザが必要。
ユーザは, UNIX流に, /etc/passwd
ファイルに追加される。このファイルを見ると仰け反る。これ1行しかない。
user:x:0:0:Yourself:/boot/home:/bin/bash
useradd コマンドで, ユーザを追加する。
> useradd sshd
Haiku はシングルユーザOSで、いつでも管理者権限で動かしているイメージ。UNIXでいうrootユーザでのログインを許可しないといけない。
設定ファイルは /boot/system/settings/ssh
ディレクトリにある。
ssh_config
と sshd_config
の二つある。'd'が付く方がサーバの設定ファイル。紛らわしい
PermitRootLogin
を変更する。
PermitRootLogin yes
Preferences > Network
IPv4 を選び、モード = 固定IPにし、適宜、設定する。IPv6 は無効で固定. Haiku にIPv6の機能はなく, IPv6を有効にするとネットワークが立ち上がらない。IPv4も使えなくなる。
サービスのSSHサーバを on にする。
この設定は /boot/system/settings/network
に保存される。
ps コマンドで確認
別の機械からログインしてみる。入れればOK.
Welcome to the Haiku shell. ~> ls -l / total 6 l--------- 1 user root 16 12月 8 13:10 bin -> /boot/system/bin drwxr-xr-x 1 user root 2048 11月 15 08:08 boot drwxr-xr-x 1 user root 0 12月 8 13:10 dev l--------- 1 user root 25 12月 8 13:10 etc -> /boot/system/settings/etc l--------- 1 user root 5 12月 8 13:10 Haiku -> /boot l--------- 1 user root 26 12月 8 13:10 packages -> /boot/system/package-links l--------- 1 user root 12 12月 8 13:10 system -> /boot/system l--------- 1 user root 22 12月 8 13:10 tmp -> /boot/system/cache/tmp l--------- 1 user root 16 12月 8 13:10 var -> /boot/system/var