Tracを使う

(2007.2.12) 新規公開。

複数の人（でなくてもいいが）で課題を管理したい。Bug Tracking System (あるいはIssue Tracking System; 課題追跡システム) でメジャーな Trac を試してみる。

インストール

Fedora Core 6では、trac 0.10.3のパッケージが提供されている。yumコマンドでインストールする。

インストール先は、

/usr/bin/trac-admin
/etc/httpd/conf.d/trac.conf
/var/www/cgi-bin/trac.cgi
/var/www/cgi-bin/trac.fcgi

Apacheの設定

ここでは簡単に、Apache + CGIで動かしてみる。

まずは、httpd.confを編集する。ScriptAliasを設定しているあたりを次のようにする。

    ScriptAlias /cgi-bin/ "/var/www/cgi-bin/"
  <Directory "/var/www/cgi-bin">
    AllowOverride None
    Options None
    Order allow,deny
    Allow from all
  </Directory>

それから、trac.confをincludeする。trac.confのTRAC_ENVを指定しているところを修正。

<LocationMatch /cgi-bin/trac\.f?cgi>
  SetEnv TRAC_ENV /var/trac/my_trac
</LocationMatch>

これでhttpdを再起動し、一度/cgi-bin/trac.cgiを呼び出してみる。こんな感じのエラーが表示されるはず。

Trac detected an internal error: [Errno 2] No such file or directory: '/var/trac/my_trac/VERSION'

tracプロジェクトの環境を設定する。trac-adminコマンドで対話的に設定できる。Subversionのリポジトリは、ローカルディレクトリでなければならないみたい。ネットワーク経由 (svn:) を指定しても正しく設定されなかった。どうすればいい？

# mkdir /var/trac
# trac-admin /var/trac/my_trac initenv

my_trac/conf/trac.iniファイルを編集し、Subversionリポジトリの文字コードを変更する。default_charsetパラメタ。

Wikiを使う

TODO:

サイト内関連ページ

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外部リンク

TracGuide - TachTrac - Trac

Trac 利用者ガイドおよび Trac 管理者ガイド