設定を変更したほうがよさそうなところ。
GUIインストーラでインストールした場合は, 最初からCIFSプロトコル (Windows共有フォルダ) が有効になっています。
初期設定では, "あなたのホーム" が表示されます。が, リポジトリ全体が表示されたほうがいいように思うので, "カンパニーホーム" を表示させるようにします。
tomcat/webapps/alfresco/WEB-INF/classes/alfresco/subsystems/fileServers/default/file-servers.properties ファイルに設定があります。
### Root directory to open onto ### filesystem.storeName=${spaces.store} filesystem.rootPath=${protocols.rootPath}
ここは, 編集しません.
protocols.rootPath は, tomcat/shared/classes/alfresco-global.properties ファイルで設定されています。
次のようになっているのを,
protocols.rootPath=/${spaces.company_home.childname}/${spaces.sites.childname}
以下のように書き換えます。(最後の "/"以降を取る。)
protocols.rootPath=/${spaces.company_home.childname}
GUIインストーラでインストールした場合は, root で tomcat を起動するので問題ありませんが, Linuxパッケージの tomcat を使う場合は, tomcat ユーザで実行されるため, CIFSの標準ポートが使えません。
設定ファイルは, tomcat/webapps/alfresco/WEB-INF/classes/alfresco/subsystems/fileServers/default/file-servers.properties です。
初期設定では, 次のようになっています。
# Can be mapped to non-privileged ports, then use firewall rules to forward requests from the standard ports cifs.tcpipSMB.port=445 cifs.netBIOSSMB.sessionPort=139 cifs.netBIOSSMB.namePort=137 cifs.netBIOSSMB.datagramPort=138
ここを, 10445 などに変更します。
さらに, ポートフォワーディングを設定します。Fedora Linux だと, system-config-firewall でGUIで設定するのが簡単です。
ポート137, 138 はUDP, 139, 445 はTCPです。
共有フォルダは, それぞれ Alfresco Web画面へのインターネットショートカットが自動的に表示されます。Share へのインターネットショートカットのほうがいいので, 変更します。
tomcat/webapps/alfresco/WEB-INF/classes/alfresco/subsystems/fileServers/default/file-servers.properties
次のように変更します。(explorerURL.enabled を falseに, shareURL.enabled を trueに。)
# CIFS URL for alfresco explorer cifs.pseudoFiles.explorerURL.enabled=false cifs.pseudoFiles.explorerURL.fileName=__Alfresco.url # Cifs URL for alfresco share cifs.pseudoFiles.shareURL.enabled=true cifs.pseudoFiles.shareURL.fileName=__Share.url
(2012.7.26) これでいいはずですが, v4.0.d では上手くいきませんでした。Alfresco • View topic - CIFS link to share