現状、公開しているのは、Financials (AP, AR, 管理会計) パートだけです。
売上管理なども作っていますが、企業ごとの差異が大きいので、公開していません。
次のような項目があります;
セキュリティを確保するために、ユーザ (社員) 単位でパスワードを設定します。
権限は、経理承認権限などを、ユーザ単位で設定します。
商品、材料以外のサービス・財の購入に関する、請求書を登録できます。買掛金・未払金計上データを出力します。(CSV)
これらの請求書処理は、質的重要性は低いものの、件数が多くてマンパワーを割かれます。
次のフローで運用します;
外貨建て取引に対応しています。ネットスフィア経理フロント内では入力時の通貨を維持します。会計システムに連動する時に、出力する仕訳だけ円建てに換算します。(月次・週次)平均レートあるいは日次レートで円に換算します。
経理では、いくらか次月修正がある前提で (ここ重要)、データのみで決算を締めることができます。実際、私 (とスタッフ) は、年商200億円クラスの会社で、翌4営業日で月次決算を締めています。
※ファイルアップロードの機能がありますが、今のところ「国税関係書類の電磁的記録によるスキャナ保存」には対応していません。
(2008.3.15)
本業の販売活動については、商品・製品の出庫と連動した販売・債権管理のシステムを導入したりします。
しかし、それ以外にも、企業では、雑多な請求をおこなうことが日常的に発生します。
ネットスフィア経理フロントは、そういった、在庫と連動しない、不定形な請求書発行をカバーします。こちらもワークフローとして、各事務所からの請求書発行依頼と、財務での承認、印刷、発送を想定します。
会計システムに対して、売掛金・未収入金を計上する仕訳を生成します。
また、入金登録によって、債権消し込みと預金の仕訳を計上します。入金伝票を出力します。
ネットスフィア経理フロントは、財務報告 (貸借対照表、損益計算書、キャッシュフロー計算書ほか)を出力する機能はありません。そういうものは既存の会計システムに任せます。
会計システムの決算整理仕訳などを取り込んで予算・実績として使います。
企画、営業、各事業所などの会計部門ごとに実績を計上します。会計部門は数が多くなるので、適宜集約してコストセンタを定義します。