設定

アンチウィルスソフトが Q's Nicolatter をウィルスと誤検出することがあります。Symantec Endpoint Protection は, heuristic scan (静的分析にもとづいて, プログラムを実行することなくウィルス判定を行う.) 機能がありますが、それが誤検出します。対策はこちら; Symantec Endpoint Protection による誤検出 (false positive) への対処

[英数]キーをトグルではなく, 英数モード固定にする方法; Windows でモード切替えを固定にするIMEキー設定 Microsoft IME, Google 日本語入力のキー設定について.

Adobe Reader XまたはXIの検索窓でキー配列が変わらない Adobe Acrobat Reader DC でも同じ方法です。

起動

インストール」ページにあるようにスタートアップに登録したときは, 特に何もする必要はありません。ログイン(ログオン) と同時に Q's Nicolatter が起動します。

スタートアップに登録していないときは,「qsnicola.exe」をマウスの左ボタンでダブルクリックし, 実行します。

終了

Q's Nicolatterの設定を開いて,「制御・その他」タブで [終了]ボタンを押してください。

ただし、Q's Nicolatter を終了しても、別のプログラムから使用中の場合があって、そのときはファイルは削除できません。いったんログオフしてください。

設定

システムトレイのアイコンで右クリックして「設定...」を選ぶか、アイコンを左ダブルクリックします。

設定画面が開きます。

IMEと設定の組み合わせ

Windows のバージョン、お使いのIMEに応じて、Q's Nicolatter を設定します。

IMEの設定も必要です。必ず確認ください; IME と Q's Nicolatter設定の組合せ

「制御・その他」タブ


(画面は開発中のもの.)

有効化:
キー配列を変更します。システムトレイの右クリックからも変更できます。
IME制御方法:
IMEによって、TSF (詳細なテキストサービス) という方法と、IMM32 という方法で動いているものがあります。

まずは、TSF を選んで、試してください。TSF に対応していないIME を使う場合のみ、IMM32 を選びます。

※ Windows 7で Google日本語入力を使う場合は、IMM32 を選んでください。

Unicode文字を生成
普通は, チェックを入れます.

.NET Framework 4.5 の不具合により, WPFアプリケーションには, Unicode文字を入力することができません。また、古いIMEでも、Unicode文字に対応していません。

WPFアプリケーションで利用する場合 / レガシーIMEを使うときは, チェックを外してください。ただしこの場合,「々」など半角文字に対応する文字がないものは入力できなくなります。

[Windows 10 v1809 (October 2018 Update)]
UWPアプリで入力したいときは, Q's Nicolatter の設定で,「Unicode文字を生成」のチェックを外してください。

「かな漢字モード」タブ

日本語入力 (かな漢字) モードのときの配列などを決めます。

配列ファイル:
下画像の赤丸で囲った[選択...]ボタンから、かな漢字モード時の配列ファイルを選びます。キー配列ファイルは《インストール先》 ▶ data にあります。

標準添付は、次のファイルです;

ファイル名 内容
JP106-50音配列.kmd2 50音配列にします。
JP106-NICOLA-F配列-kana.kmd2 NICOLA-F型 (OASYSに近い配列). この場合,「英数モード」タブで、英数モードの配列も変更してください。
JP106-NICOLA-J配列.kmd2 NICOLA-J型です。
シフト方法:
いずれかを選びます;
同時押下形 シフトキーを押しながら図形キーを押してシフト側を入力するスタイル。
同時打鍵形 親指キーと図形キーをおおむね同時に打って文字を入力。いわゆる親指シフト.
親指シフトキー:
同時打鍵形を選んだときは, 左右の親指シフトキーを選んでください。単独打鍵時に何も入力させないようにするには「単独打鍵は無効」にチェックを入れます。

Tip.

例えば,「じょうたい + [変換]」と打ったつもりが,「じょうたょ」になることがあります。スピードが上がってくると, どうしても, [い]キーを上げる前に [変換]キーを押してしまうためです。

親指シフトキーの単独打鍵は無効にしたほうが、このような誤認がなくなって, 使いやすいです。

「英数モード」タブ

英数モードでもキー配列を替えるときは、ここで配列ファイルを選択します。

NICOLA-F 型にするときは、かな漢字モードに加えて英数モードでも、配列ファイルを選びます。

「IME状態表示」タブ

キャレットの右下に、IMEの状態を表示します。