随感録 2006年5月

2006-05-07 (Sun)

4日、ロボカップ (RoboCup) に行ってきた。いくつかゲームを見たが、世界大会の常連と紹介されていたチームが・・・

  • 何というか、ちゃんと動かない。
  • 壊れてる
  • ボールを見失う
  • 自分も見失う。周りでやってる人も。

4足ロボット(アイボ)やヒューマノイド型も似たり寄ったり。根本的に研究の方向というか方角が間違っているとしか思えない。

【今後の予定】 2050年 人間のサッカー世界チャンピオンにヒューマノイドチームが勝つ

今の方向性だと、上記の予定は不可能のように思う。

まず、普通のPCを載せるのはどうかと思う。かなりのスピードで何度も衝突してたから、それは壊れる。むしろレゴとかで作ってはどうか。

コートには派手な色のポールが何本か立っていて、あとボールはオレンジ、ゴールも派手な色になっていた。現在のパターン認識技術がどの程度なのか私は分からないが、自分の位置とボールの方角が把握できないものか。

ロボットの間の通信はしてないように見えた。お見合いや自チームの衝突が多い。3台ぐらい集まれば、文殊の知恵で、いろいろな距離感が分かったりしない?

(2006.6.25)
人間の脳の働きを「記憶による予測」という枠組みでとらえ、知能を備えた機械の実現可能性を考える。

視点はwhyではなく、how。なぜ人間の脳がそのようになっているか(なぜシナプスが今のように接続されているか)、ではなく、どのようにして機械に載せることができるか。本質はアルゴリズムで、ハードウェアは半導体、大容量の回線でいい、という見方。

読み物としても大変エキサイティングだった。よい。

帯(朝日新聞書評より欄より)があまりに出鱈目。天外伺朗はトンデモ系?