随感録 2004年12月

2004-12-01 (Wed)

http://dzusi.seesaa.net/article/476195.html

上記のサイトからの孫引きだが、スイス政府(編)『民間防衛 新装版』から。非常に示唆に富む文章なので、貼っておく。

(2005.2.12 原典から引用しなおした。強調は堀川による。)

■「政府の信用を失墜させようとする策謀」(p.258)

新聞、出版物、ラジオおよびテレビは、このような心理戦争の段階においては、まさに決定的な役割を果たすものである。そのため、敵は編集部門の主要な個所に食い込もうとする。われわれ国民はこれに警戒を怠ってはならない。敵を擁護する新聞、国外から来た者を擁護する新聞は、相手にしてはならない。われわれは、われわれの防衛意欲を害するあらゆる宣伝に対して抗議しよう。

混乱と敗北主義の挑発者どもは逮捕すべきであり、敵側の宣伝のために身を売った新聞は発行を差し止めるべきである。侵略者のために有利になることを行った者は、その程度のいかんを問わず、裏切者として、裁判にかけなければならない。

■「敵は同調者を求めている」(p.228)

国を内部から崩壊させるための活動は、スパイと新秩序のイデオロギーを信奉する者の秘密地下組織をつくることから始まる。この地下組織は、最も活動的で、かつ危険なメンバーを、国の政治上層部に潜り込ませようとするのである。彼らの餌食となって利用される「革新者」や「進歩主義者」なるものは、新しいものを待つ構えだけはあるが社会生活の具体的問題の解決には不慣れな知識階級の中から、目をつけられて引き入れられることが、よくあるものだということを忘れてはならない。

数多くの組織が、巧みに偽装して、社会的進歩とか、正義、すべての人々の福祉の追及、平和というような口実のもとに、いわゆる「新秩序」の思想を少しずつ宣伝していく。この「新秩序」は、すべての社会的不平等に終止符を打つとか、世界を地上の楽園に変えるとか、文化的な仕事を重んじるとか、知識階級の耳に入りやすい美辞麗句を用いて……。

不満な者、欺かれた者、弱い者、理解されない者、落伍した者、こういう人たちは、すべて、このような美しいことばが気に入るに違いない。ジャーナリスト、作家、教授たちを引き入れることは、秘密組織にとって重要なことである。彼らの言動は、せっかちに黄金時代を夢見る青年たちに対して、特に効果的であり、影響力が強いから。

また、これらのインテリたちは、ほんとうに非合法な激しい活動はすべて避けるから、ますます多くの同調者を引きつけるに違いない。彼等の活動は、“表現の自由” の名のもとに行われるのだ。

2004-12-03 (Fri)

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Linux機、Fedora Core 3環境の続き。J2SE 5.0 (JDK 1.5.0) をインストール。バージョン番号が恐ろしく謎。

imlib2のインストール。imlibとimlib2は別物。前者はgtk+ 1.2に依存している。後者はEnlightenmentのためのライブラリで、Xのみ(クライアントライブラリ)に依存。

RubyでのEXIFライブラリの選定。

ruby-exif
ライセンスがnon-freeやん。RAAにはRuby'sと書いてあるが、誤り。
rexif
pure RubyなEXIFライブラリ。ライセンスはRuby's。APIの筋も悪くない。サムネイルも取得できる。
ruby-libexif
APIがいまいち。サムネイルを得るときはJPEGファイルのIOオブジェクトを与え、メタデータを得るときは、別途、ファイルを開きなおすようだ。

rexifを調べてみよう。

2004-12-05 (Sun)

最近の晩酌。ずっと発泡酒だったが、リキュール類になったり。サントリーのSUPER BLUE。安い! 原材料:発泡酒、麦焼酎、炭酸ガス。でも味は変わらない。ちょっと炭酸が少ないかな。

2004-12-11 (Sat)

表参道でいろいろ。銀座でいろいろ。銀座の店でいいのがなかったので、新宿伊勢丹Men'sでポールスミスの財布をゲット。贈答用。しかし伊勢丹は品揃えがいいな。伊勢丹に行かないとない商品が多い。前には靴も衝動買いしたし。

外資系日記 2004.10.19