2017-04-08 (Sat) Cortana を殺す (無効化)
Windows 10 バージョン 1703 (Creators Update) ビルド 15063.13 にアップグレードした。今回のはマイナアップグレードだった。特に動かなくなったアプリケーションはない。
これまで Cortana を無効にしていて、今回のアップグレードで勝手に有効になるかと思ったが、そうでもなかった。
手動で有効にする方法を書いておく。ネット上には古くて不十分な情報が多かった。
Cortana の有効化、無効化は、二つのステップがある。
1) システム全体の有効・無効
管理者でレジストリエディタを動かす。
キー HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Policies\Microsoft\Windows\Windows Search
で、値を作る. Windows Search
キーがない場合もある。このときはキーから作ってやればいい。
次の値を作るか、変更する。
AllowCortana
REG_DWORD (DWORD 32bit)
値の名前 AllowCortana
は単語の間に空白がないことに注意。
この値がない場合は Cortanaは有効。値がある場合、1で有効、0で無効になる。
値を変更したら、エクスプローラを再起動すれば, 反映される。
2) 自分だけ有効・無効
Windows 10 バージョン 1607 (Anniversary Update) から導入されたようだ。システム全体でCortanaが有効の場合に、さらにユーザごとに有効・無効を設定できる。
古いページだと、この記述が抜けていて、書いてある通りにやってもうまくいかないことがある。
キー HKEY_CURRENT_USER\Software\Microsoft\Windows\CurrentVersion\Search
で作業する。
有効にするには, 値 BingSearchEnabled
を 1にする。
無効にするには, 次の3つの値をすべて 0 にする。
BingSearchEnabled
CanCortanaBeEnabled
CortanaConsent
で、久しぶりに Cortana を使ってみたが、まだまだ使い物になるには, ほど遠いなぁ。